2023年8月31日にNetflixで全世界独占配信される、
実写版『ONE PIECE』
どうやらキャストにポリコレ配役がされているようですが、
びっくりなことに全く、違和感がないのです!
この記事では、そんな神的キャストとがなぜポリコレなのにしっくりきているのかについて考察していきます!
実写ワンピースキャスト公開!
2023年6月18日に実写版ワンピースの予告編が公開され、
映像内で実写のルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジが公開されました!
どの役柄もそれぞれのキャラクターのカラーがきちんと出ていて、漫画のワンピースがそのまま実写になったかのようですよね!
こちらがアニメのキャラクターとの比較画像です。
左からルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジです。
アニメのキャラクターと比較しても、それぞれのキャラクターがきちんと生きていて完璧ですよね!
その他のキャラクターの配役も公開されています。
コビーやカヤなど、イーストブルーでのキャラクターが配役されていますね!
どのキャラクターも原作のアニメとぴったりです!
ポリコレ要素アリな配役
では、今回の実写ワンピースでポリコレ要素のある配役はだれなのか、見ていきましょう!
ルフィ
アニメや漫画のルフィはもう少し肌の色が白いイメージでしたが・・・
今回ルフィ役に抜擢されたのはイニャキ・ゴドイさん。
彼はメキシコ出身の18歳の俳優でメキシコのテレビや映画で活躍してきたそうです。
ただ、ルフィはもともとメキシコ人の設定ではあったようなので、ルーツはしっかり合っています!
ウソップ
アニメ版のウソップは黒人ではないですが、今回の実写版ワンピースでは黒人の俳優さんが演じているようです!
でも全く違和感ないですね!ウソップになっています!
ウソップのように、ちょっと鼻も高い気がします!
ノジコ
ナミの義理の姉で、面倒見のいいノジコ。
確かに、アニメでは肌の色は小麦色ですね。
実写版ワンピースではどうなるのでしょうか?
では見てみましょう!!
こちらです!
黒人になりました。
でも、ナミの頼れるお姉ちゃんであるノジコ役に、なんだかピッタリな気がするのは私だけでしょうか?
なんでしょう。溢れ出るしっかりしてる感・・・!
彼女のノジコも見てみたい気がします!
アーロン
ナミの出身村である、ココヤシ村を支配している魚人海賊団のリーダー。
ノコギリザメの魚人なので、鼻がギザギザしていますね。
今回、アーロン役に抜擢された俳優がこの方です。
色変わりました。
でも、アーロンはもともと魚で、肌の色が青いのでどうなるのかなとは思っていましたが・・・
黒い魚もいるのでもしかしたらアーロンを「黒い魚」の設定に変更したのかもしれませんね!
なぜポリコレなのにしっくりきた配役なのか?
作品にポリコレ要素を追加すると、多様性な社会に幅広く対応した作品になることは良いのですが、
どうしても元の作品のイメージと変わってしまい、「イメージと違った」「これが見たいわけではないのに」と、マイナスに働いてしまうことがあるのも事実です。
でも、今回の実写版ワンピースはどうやら「楽しみ!」「早く見たい!」という声が多いようです。
なぜこのようにポリコレに配慮した配役にしても実写版ワンピースはみんなに「楽しみ!」と言ってもらえるのでしょうか?
尾田栄一郎先生のこだわり
尾田栄一郎さんは今回の実写版ワンピース制作において「納得がいかなったら公開を延期してもいいと約束してもらっている」と言っています。
tomorrow studio、 Netflixチームとはもう長い付き合い。それぞれのキャラクターも理解しつつも、育った環境も文化も違い、エンタメについてのポリシーもスキルもベクトルも違い目指す場所は同じなのになぜかみ合わない!ってお互いもどかしく、もう海外制作ムリでは!?ってとこまでもいきました。
皆さんにとっては急な話かもしれないけど、ずーっと動いていました。各社足並みも揃って、やっとここまできました!!
僕の寿命を計算しても、ONEPIECEが世界に向けて大きく踏み出せるチャンスはこれが最後だと思います。
やるからには、自分の現役中に監修したい!という思いで2016年に着工しましたONEPIECE実写版号!
恐ろしい額の製作費も投入して貰ってます。
2023年の公開と発表されたけど、僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれています。
各国全制作陣、全キャストが作品への愛に満ちています!!
燃えています!でも、力みすぎず楽しい作品に!!
全8話、今最後の調整中。出航の日は近いです!
尾田栄一郎先生直筆コメントより
どのキャストも、尾田栄一郎先生が納得した俳優を選んだということですね!
「作品への愛が満ちている」と尾田先生が言っているように、キャストとキャラクターの雰囲気や世界観を崩さないような配役にしたのでしょうね。
キャラクターによってイメージの国がある設定
ワンピースはもともと皆、様々な国から仲間を集めて航海の冒険にでるという設定なので、各キャラクターたちにそれぞれイメージがあると原作コミックの「SBS」という質問コーナーの中で話しています。
「麦わらの一味はどの国出身ですか?」という読者の質問に対し、尾田栄一郎先生は、先生本人がなんとなく持っている各キャラクターのイメージを公開しました。
それがこちらです。
ルフィ:ブラジル
ゾロ:日本
ナミ:スウェーデン
ウソップ:アフリカ
サンジ:フランス
チョッパー:カナダ
ロビン:ロシア
フランキー:アメリカ
ブルック:オーストリア
これでいうと、今回の実写版ワンピースのルフィ役のイニャキ・ゴドイさんは、メキシコ出身なので、もともと尾田栄一郎先生が持っていたイメージとほぼ一緒なキャスティングということになりますね!
また、各国の俳優を起用した理由に映画製作サイドの大人の事情もあったそうです。
「Netflix発の人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』シーズン4の制作費は1話あたり約39億円と言われています。『ONE PIECE』のような世界的人気作品の実写化である以上、日本のみならず世界中のファンが満足する作品にする必要があります。全キャストを日本人にしたり、漫画で表現されたイメージのまま作ることは、戦略的にリスクが高いという判断でしょう」(ネットニュース編集者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/28ed7ee3af1abf599a2df1795b9b9ef580d3ab20
文化の違う世界各国すべての人の満足いく作品を作るというのは、大変なことなのでしょうね・・!
イメージを全く崩していない
実写版ワンピースはそれぞれのキャラクターの世界観を全く崩していません。
すべてのキャストが、まるでアニメから出てきたかのような完成度です!
以前公開された、ディズニーのリトルマーメイドは、主人公のアリエル役を黒人のハリー・ベイリーが演じたことで「イメージと違う」と多くのコメントが寄せられました。
このように批判的なコメントが出てしまうのは、世の中のみんなが昔からなじみがある大切なキャラクターと実写で見たそのキャラクターの雰囲気が違ったりイメージと違うことで不満が生まれ、批判的なコメントが生まれてしまいます。
でもこの実写版ワンピースはイメージとピッタリなので、みんな映画館に見に行きたい!と思うのでしょうね!
実写版ワンピースのウソップがTwitter界隈で大絶賛されているところを見ると、日本人の中に黒人に対する差別意識など全くない事が窺い知れるし、アリエルが色々言われてるのは“黒人だから”ではなく単純に“似てないから”だというのがよく分かる。
— サイガ@下手の猫好き (@johndog_saiga) June 19, 2023
ウソップはさ、似てるもん。 pic.twitter.com/peW9OhPixc
実際にウソップは完全に黒人の役者さんが演じていますが、完全にウソップになっていました。
まとめ
いかがでしたか?
実写版ワンピース、キャスティングがまるでアニメから出てきたかのような配役でしたね!
公開が楽しみです!